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発露。
日々感じたことをありのままに。 気ままに送る日記的不定形メモ。 漫画について語ったり萌を語ったり。
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「元希さん」

隆也の手が俺の脇腹に触れる。
冬服の厚めの生地を挟んでいるのに、緊張かなにか不思議な感覚に身が跳ねた。
自分よりも小さいからだの隆也にこれからされることを想像すると情けなくも少し興奮した。
サイドをラインにそって撫で上げられると、背筋に疼くような痺れが走る。ん、と思わず息と一緒くたに呻きが漏れてちょっと焦った。
直接肌に触れるように侵入してきた指の感触に酔いそうだ。
身体もできていないくせにその手はなかなかいい手をしている。
男らしさが感じられるゴツゴツした節。

あれをいれてほしい


一瞬頭に浮かんだことに自分で衝撃を受けた。
男なのに自分から後ろに欲しいと思ってしまうなんて。屈辱感と自分への情けなさがないまぜになってふってくる。

「なに勝手に興奮してんの」

腰骨のあたりをするっと撫でられ、その指のがさついた感覚に内部が痺れる。くすぐったいような、むず痒さに腰が揺れる。
俺のなにがきちんと反応しているのがはりつめた布の感じからはっきりとわかる。

「前…きつそうですね」

クス、と笑って隆也が俺のズボンのジッパーをおろしていく。気づけば勝手に手がベルトを外していた。うまくいかなくてガチャガチャ音をたてると、
「そんな焦らなくてもちゃんと良くしますよ」
とか、耳元でささやかれた。顔が熱い。

意地悪く笑う隆也の表情に、余計に身体が熱くなった。
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